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広汎性発達障害

広汎性発達障害は、脳機能の障害であり、他の人との社交能力やコミュニケーション能力、想像、思考力などが成長段階で正常に発達しないという障害です。
アスペルガー症候群や、知的障害の見られない広汎性発達障害(IQ70以上とされている)を、高機能広汎性発達障害といいます。逆に、障害を抱えていても気づかれにくいということが、かえって複雑で難しい様々な問題(いじめ、不登校、ひきこもり、他の情緒障害など)を産み出す原因となっています。

特徴としては以下のものがあります。

友達づきあいが苦手:友だちと仲よくなりたいが、友だち関係を上手に築けない。
  • ・友達のそばにいても、一人で遊んでいる。
  • ・会話をしていても、場面や相手の気持ちを理解しにくい。
コミュニケーションが苦手:皮肉やいやみ、冗談を言われても理解できず、字義通りに受け止めてしまう。
  • ・言ってはいけないことを「本当のことだから」と言ってしまう。
  • ・抑揚のない話し方、一本調子、ですます調の丁寧な話し方など独特の話し方で話す。
  • ・聞かれている意味が理解できない。
  • ・仲間と協力して何かすることが苦手。
こだわりが強い:限定された興味に熱中する。
  • ・自分なりの手順があり、それが変更になることを嫌がる。
  • ・空想の世界、ファンタジーに浸ることがある。
その他:感覚の過敏や鈍感など:光がまぶしい。
  • ・偏食がひどい。
  • ・痛みに鈍感で怪我をしても気づかない。
  • ・音に敏感。
  • ・触られるのを嫌う。
  • ・昔のいやな出来事がフラッシュバックしてパニックになる。
  • ・ストレスが強くなると、ひとり言を言ったり、同じ場所を行ったり来たりする。

広汎性発達障害の治療は、教育(療育)によって問題となる行動を軽減する、また必要な社会的スキルを身に付けさせるということが第一です。

次的な併存障害には、薬物療法が行われることもありますが、あくまで補助的に用いられるものであり、副作用などにも注意しながら少しずつ処方していくことが大切です。


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